Blog

体調不良のため臨時休業致しますの理由

体調不良のため臨時休業致しますの理由

2月9、10、11と世間は三連休で僕らは稼ぎ時なわけで、ダブルパンの日したりでお客さんも沢山来て貰えました。ありがとうございました。自分で言うのも何ですが、鬼のように忙しくてほんと身体がバキバキになる程大変でした。色々とまだまだ未熟な点がありますが、スタッフ一同精一杯しております。。

月曜の夜に1週間の疲れや邪気を浄化しようと、毎週いちびって夜更かししたり、お酒超弱いのに呑んだりしてまいます。その日は妻が初めてストロング500mlのビールもどきを買って来ており、味見をしたら「オエこれ私飲めへんわ」と言うので、そのストロングとかいうのを僕が代わりに飲んだ。弱いくせにぐびぐび呑んで、更にハイボール作ってぐびぐび呑んだらもうカチコチになってしまい、そのままソファで気絶した。薄れて行く意識の中覚えているのは、妻が「部屋熱いから暖房消すからな、上(ベッド)で寝えよ」だった。
寒さで目覚めると真夜中、静かで悲し過ぎて死ぬか思い、ドタバタと二階へ駆け上がって震えながら布団に入って寝た。案の定目覚めは最悪で気持ち悪いし、寒いし、頭痛いし、やってしまったとどんよりな休日の朝。全ての予定が狂い、奇跡的に超頑張って買い出しだけ必死で成し遂げた。しかし、頭痛吐き気寒気は治らず、カチコチになったまま。妻がランチ前から気になってたところ行きたい~と誘うので「お、お」とか苦し紛れに返事した。食欲も全然無かったんだけど、知らない店は興味あるんで連れてってもらう。

まぁ、結果から先に述べると「クソまずい店」って事やったんですけど、それは僕らの舌がおかしいかもしれないし、ただ僕らのお口には召さなかったってだけなので、そこのお店さまやお客さまは末永く繁盛しておくれやす~なんで、何処のお店かは聞かないでおくれやす~。

僕はたった一口程食べただけでもういいってなり、店員さんに「持ち帰り出来ますか?体調崩して食べれなくて、すみません」って伝えたが、妻は苦行のように 必死に食べておられた。偉い。帰りの車中で毒を吐きちらしてちょっと楽しかった。

とにかく頭痛吐き気寒気は治らず、その日は帰りぐったりした。熱まで出やがり、まじ辛かった。次の日の朝、食パン焼くんに早く出勤しないといけなかったんだけど、目が覚めた時に身体と頭がギューーンってなってたんでそのまま目を閉じて、「今日は休む」と妻に告げた。

そもそも自分の自己管理能力が低くてやらかしてしまったことなんだけど、妻が「みーくん(僕)風邪ひいてるん全部私が関係してる、ごめん」と言うて反省モードになってしまう。確かにストロングのロング缶飲ましたんも、暖房消したんも、クソまずいランチ食べさせられたんもきっかけは妻なのだが、知ってしてるわけでは無いわけだし、僕が弱っちいのにいちびって呑んだんが悪いんだし、妻は一ミリも悪く無いと思う。だから、お店に来て「あの嫁か、」とかコソコソ後ろ指さすんやめてくれよな!

次の日も色々あったんでまた気が向いたら書きます。たぶん。

let it be

let it be

先日、let it beというタイトルでライブイベントさせてもらったんで、その軌跡をひっそりと残しておく。

遡ること1年半。「4人はアイドル」というビートルズのヘルプのパロディを思い立ち、個人的アイドルの4人にオファーをした所、一発で日程と承諾を得て2017年の真夏にライブをしてもらった。その日はアクシデントが相次ぎ踏んだり蹴ったりだった。思いがけず超満員になりテンパりながらのライブ営業で、エアコンもぶっ壊れてしまい、開演前に配布したパンフレットをお客さんはウチワ代わりにして、赤熱のライブだったと記憶している。

そもそものきっかけはジョニー・デップと福山雅治のビールのCMだった。メディアが日米の二大ギタリストが夢の共演!と報じてて「はあ?」と違和感を覚えた。福山雅治もジョニー・デップも好きな役者だけど、なんでまたギタリストとして報じるのか?と。テレビとかメジャーとかで活躍してるミュージシャンや映画の中でも、なんじゃそら?みたいに思う作品がある。それぞれの感性で傑作や逸品が違うんなら、僕は僕の感性とやらで表現してもええんやわと腑に落ちた。サブカルという言葉も嫌いだ。僕の中では彼等はメインだし、質の高い表現者たちだし、社会の隅でコソコソやってる感は無いわけだし、アングラ好きの気持ちが僕にはワカラナイ。

トップバッター、カニコーセン。ゴミ旋風が吹き荒れた後とあって、最新型のカニコーセンは圧巻のパフォーマンスだった。全力のフレディ・マーキュリーや、清志郎はおもろすぎ。面と向かって言うの照れ臭いけど、地味な日常にコブログは癒しだし、身近に変態見れて幸せです。地元にこんな筋金入りのパンクロッカーが居るって嬉しいことです。僕からしたら、ジョニー・サンダースやカート・コバーン級が地元で唸ったり発狂したりしてるのと同じくらい刺激的なことです。

次は、はにゃうにゃリミテッド。
カーリーヘアのカレーという歌をユーチューブで発見した時は、稲妻に打たれた感覚がした。当時見たはにゃうにゃさんはアフロヘアのヅラを着用していたんだけど、僕はそのアフロは地毛やと思い込んでいて、ある日、前触れ無く本人がお店に現れた時にアフロヘアはヅラと判明してショックを受けて更にファンになった。独自の世界観の煌めきは、デビッド・ボウイを彷彿させる。

3番手、つるんづマリー。僕がなりたかった職業の2つを2つとも実現してて、僕からしたら崇める存在の人。漫画家とミュージシャンってカッコ良すぎだろ。しかも真っ赤っか。つるんづさんの歌って、弾き語りでもバンド感があって、歌詞がグサグサ刺さるのが多い。病み上がりなのに全力を尽くしてくれて感動しました。

4番手、ほりゆうじ。言わずと知れた姫路のジョナサン・リッチマンって言うのもう止めたい。ほりさんほりさんで最高なんだし。曲がどれもこれもキャッチーでポップで親しみやすい。ほりさんのパフォーマンスを最前列で釘付けになってた少年(大五郎)の眼には西城秀樹クラスのスターに写ってたに違いない。カレーサンバで会場が揺れた!!


もうとっくにビートルズやん。

また次出来たら嬉しいけど、自分の意思とは関係なく降ってくるもんだから、次いつなるかわからないし永遠に無いかもしれない。。約束してするもんじゃ無いからこそ刺激なんだと思う。ご来場してくださったお客さん、演者さま、家族、近隣の人たちに感謝です。

新成人たちよ

新成人たちよ

◎グリーンラバーズ通信.vol74より

この間の成人の日に何処かの成人式で市長が演説中に、酔っ払った新成人たち(男の子)がド派手な衣装で暴れ回っていたのをテレビで見た。
昔はああいう人たちを軽蔑していたけどこの度は「元気ありあまってええな」と感じた。年取ったせいかもしれないけど、今あんなに大声で叫んでみたり、社会に対して反発してやるぜ!的なエネルギー無くなってるもん。
カート・コバーンは「若者はムチャクチャにすることが義務だ」とこれまたムチャクチャなこと言ってたけど、あながち間違いでも無い気がせんでも無くは無い…。今の日本ってフランスやアメリカみたいに反逆者たちが戦ったり叫んだり血流したり、死んだりしなくなってる。死んでしまう事は最悪だし不幸な事だけど、個人の自由とか差別の無い世界を命がけで守ろうとする者は美しいです。
全体的に当たり障りなく、角を立てず、皆んな何となく痛い思いをせずに、お金も無いけどそこそこの暮らしを…。オェー!想像しただけで寒気がする。。丁度良い生活なんか何が楽しいねんって思う。やりたい事思い存分やったらいいし、才能なんか無くても好きな人と好きな事好きなだけやればいい。
僕、成人式にも行かずに「ダセー」とか言うてダサい奴でしたけど、大人しくなることが大人になるってことじゃ無いと思うんです、、「成功者に」とか「羽ばたいて」とか、そんな安い言葉に騙されるなー!って小さな事で言いたい。。

お父さんのいびき

お父さんのいびき

先週、母親方の叔父が癌で亡くなってお通夜に行ってきた。まだ62歳と若い年齢で母親の11下の弟だけど、最期はお爺さんになっていた。
ウチの父親も癌で亡くなって確か62歳だったんで、叔父がオトンと重なって見えた。

叔父さんの生前に二度お見舞いに行ったんだけど、死ぬ1週間前に自宅にお邪魔させてもらった。大きいベッドと酸素の供給機2台あってリビングは半分くらいになっていた。僕と妻と子と、叔父さんの弟夫妻と、叔父さんの奥さんと従兄弟である子供たち3人と、その子供たちは2人で小さな部屋に12人居た。12人居た叔父さん以外の11人は皆、叔父さんの寝息や寝返りや寝言に敏感で、長男くんが側で様子を観ていた。
たわいもない話ばかりした。孫たちの特技とか、趣味とか、赤ちゃんの頃の話とか。従兄弟の子の赤ちゃんがブロッコリー食べてて「うわー凄い〜、見てん見てん」と野菜嫌いのウチの子に促す妻と無視する子とか。誰かが「お父さんいびきでかい」って言うてたりとか。そんないびきを僕らは一緒に聞いてるだけのたわいもない時間。特に込み入った話もしないままの居心地の良い人たちの笑顔とか。なんか死にそうな人を皆それぞれ自覚してて、そんなお父さんのいびきだけでも十分なんとなく幸せなんです、僕たち私たち、わはは。って完璧な時間だった。

その最期のお見舞いの時は叔父さんはずっと眠っていたように思ったんだけど、通夜の時に奥さんから「あの日みーくん(僕)ら帰ってからな、お父さんが、みーくんの子供大きなってたなぁ、て言うてたで。話も結構聞いてないようで聞いとうでー」とおっしゃってくれた。僕は嬉しさと驚きで涙グワって堪えて笑った。
ブロッコリーの下りとか、ウチのオトンがオカンにおんぶされて病院連れて行った話とかも全部聞いてたんかもしれへんなぁってジーンとした。

お店にも何度か来て応援してくれてたかっこいい叔父さんだった。死に際にちゃんと家族まとまって沢山の人がお見舞いに来られてたん、やっぱりその人となりが魅力なんやったんやと思う。いい感じのいびき忘れない。

中学生デートスポット

中学生デートスポット

週1しか休み無くていつもお店と家の往復で、買い物も普段スタッフに出てもらってるから外出欲半端ない。たまに頭おかしくなりそうで、暇な営業中に近所のスーパーに買い出しに出ただけで薄くテンション上がって車運転しながらよそ見してしまったり、制限速度以下で走行して後ろから高級車からまくし立てらたりする。
同じ場所にずっと居たら誰でも気が狂うし、そこからの景色しか知らないから考え方も偏るんだと思う。

たまにプライベートでライブを観に行くんだけど、そのライブというより加古川を脱出出来る喜びが強すぎて朝から仕事を片付ける集中力が高めで動きにもキレが出る。駅前のベルデモール歩いただけでも校区外で遊んでる気になり薄く楽しい。
さらに神戸や大阪などに行くと楽しそうな店が軒並みあるし、町の女の子は皆可愛いし、レコード屋や古本屋もたくさんあって、ちょっと歩いただけでえげつないくらいの誘惑と煩悩で心乱される。

休みの日はゆっくりしたいんだけど、外出欲もビンビンなんで妻と加古川をうろつく。いつも「どこ行く〜?」からの「どっかええとこ」って探すけど、加古川なんでそんな場所は無い。幻を追いかけてる事に最近気づいて、図書館、喫茶店、ニッケ、イトーヨーカドー、だいたい4択になる。とりあえずうろつくが特にこれといって目新しい物も無く手ぶらで帰る。まるで中学生デートスポット巡りをしてるようで虚しい。加古川にはマイナーな映画館も無いしレコード屋も無い。ライブハウスも無いし、繁華街も無い。加古川市民27万人もおってなんで?色々と問題はあるんだろうけど、皆ながらスマホで何を聞いたり探したりしてるんだろう。文化が根付く雰囲気無いなあって感じてる人多いと思う。
僕、せっかくお店持ててるんで、ちょっとずつ自分が行きたいお店に変えていきたいなあって考えてます。
平凡な考えだけど、自分にとっては大きな気持ちの変化です。

クリームパンの味

クリームパンの味

まだクリームパンが無かった頃、まだ今よりもヒマヒマでパン作りもお店作りも半人前だった。カスタードクリームをトロトロにしたくて牛乳を多目にして作ったら、焼いた時にパン生地の間からデロ〜ンと出てしまい、中身が少ないクリームパンが焼けた。だけど沢山焼けて捨てるのはもったいないとなり、渋々パン棚に並べた。すると朝パンを買いに女性が来店されて、クリームパンだけを買った。その女性は店を出てすぐに車の中で中身スカスカクリームパンを食べた。その女性は2度と来店する事は無かった。

たくさんのお客さんが「美味しいね」と言ってくれるけど、僕はその時のスカスカクリームパンを提供してしまった罪がずっとへばりついてて満足出来ない。あれからその罪を払拭しようと美味しいクリームパンを作れるようにと改良した。

今のクリームパンは勿論自信を持って出してるんだけど、今日は6個売れ残ってしまい持ち帰って家で食べた。多分僕が作れる最高の味に仕上がってると思った。それでも6個残るんやな。まださらにその上の「美味しいね」あるに違いない。美味しいけどまだ足りないものがある。いや、足しすぎなのかもしれないし。だって最高のクリームパンが売れ残るわけがないやん。全国各地からこれを求めて遥々買いに来るに違いないやん。

加古川の住宅街にポツリとあるパン屋喫茶店だから仕方ないとか、水もの商売そんなこともあるとか、そう言うご意見も頂くけど、それは優しさじゃなくて哀れみに近い感じがする。もっと問答無用で良い店なら場所なんか関係なく流行りまくるに違いない。また仕切り直しです。いつかあの頃のガッカリさせてしまった女性の足がこっちに向くくらいのレベルに達したいものです。

どうしたらいいんよ

先週の日曜日に忙しさのあまりぐちゃぐちゃになってしまい、その事を反省したり改善しようとしたりで脳みそが忙しい。仕方ないと言ってしまったら終わってしまう。終わらないように商売繁盛、永遠ループ出来ますように考えるのです。

確かに、お客さんハンパないって団体が次つぎ押し寄せては引いて引いてる波に更にまた別の波が押し寄せて渦潮みたいになってるやん、そんなん出来ひんやん普通。。状態であった。ホールが嫁さんで、厨房に慣れたスタッフと僕とで廻してたんですけど、昼過ぎにオーダーミスも重なり全然上がらなく(提供出来なく)なった。 何時も口うるさくスタッフにお店の廻し方や、仕事のコツとかを注入して慣れてるスタッフたちでやってるのに何だこの有様は。全然立ち直れ無いではないか。まるで素人集団、ひとつのボールを全員で追いかけて、ボコボコにゴール決められてる感じ。今まで一点差で勝っとったのに、終盤になって1アウトすら取れなくて20点くらい撃ち込まれてる感じ。

兎に角色々なオーダーが重なってて、パンケーキが上手く焼けなくなり全てが後手後手になり提供遅れになってしまった。僕は苛立ちながらスタッフたちに「なんで今頃スプーン洗っとんねん!どんだけ時間かかっとんねん!哀しいわ!」とか暴言を吐きまくって、また嗚呼言うてしまったと凹んだりした。

次の日に妻も悔しかったようで、あの状況をシュミレーションしてふたりで熱く幹部会議をした。(ただの夫婦のもめ事)「どうしたらいいんよ」って40回くらい言うてた。何度説明しても腑に落ちない様子で、必死。パンケーキはドリンク場の人の担当でホールと助け合って焼くのだけど、その日は僕が失敗したパンケーキの焼き直しに手に取られ料理もストップしてしまい「何で俺がパンケーキ返さなあかんねん」と当たった。。 ある程度の問題は解決したかのようだけど、何か根本的に間違えてて晴れ晴れとしない。

休日、昼過ぎにラーメン屋に妻と入った。バイトさんもテキパキしてて感じ良く、大将も手際が良くささっと提供してさりげなくて、ガチャガチャさせずに作業していた。職人魂に触れた。お店を出た時に妻が「何で俺がパンケーキ返さなあかんねんなんか言わないやろね」と僕と比較して笑った。一瞬悔しくて言い返したかったけど、本当にそうだなと、妙に腑に落ちた。

今度からパンケーキ喜んで返させて頂きます。

笑っては行けない飲食店

新しいアルバイトの人が決まり、お店にも新しい風が吹き込んでいます。新人さんを指導すると色々な事に気がつく。メニューの複雑さや伝票の書き方のややこしさや、言葉の難しさとか、慣れてるスタッフとしてたら気がつかないけど特殊な仕事だなぁと思った。
例えばAはアーモンドトーストの略だけどランチのAはAセットの事に変わったり、アメリカンコーヒーはAコーヒーで、ブレンドはただのコーヒー明記だったりします。
スペシャルモーニングはA、B、Cとメニューには書いてるけど伝票ではSD(サンドイッチ、ホットドッグの略)めちゃくちゃややこしいです。覚えるん大変やろなぁ、何でこんな滅茶苦茶やねん、誰?あ、おれか。。知らず知らずにこだわり とかストイックさがいびつになった結果で、これこそ最先端なんでしょうがないんです。
だから新人さん超大変だし、僕に突っ込まれまくります。多忙なときは漫才師級に突っ込みまくる。人格を否定するかのようにやることなす事否定しまくります。だから責任感じてしまったり、自分は出来ないと思ってしまう人がいます。でも逆なんですよーと、教えます。僕がやらかしてるだけなんで気にせず失敗して下さいね、何遍も何遍も間違えて僕の描いてるお店を描けるようになって下さいね、って。

新人さん、前の店で店長が規律正しい方でピリピリムードな店で働いてたそうで、笑っただけで「何がおかしいの?」って言われて殺伐としてる職場やったらしい。。その事を面接のときに聞いてたんで、実際に始めは表情もカチンコチンで、軍隊の一兵卒みたいだった。僕らは楽しく機嫌良くがモットーなので、楽しそうに働いてお店を盛り上げましょうって伝えます。

和気藹々とスタッフらと働いてたら、「全員アウトー!」ってガキの使いの声が脳裏から聞こえ来てケツバットされて、あ、笑ってもた、、ってなる。流石に声高らかに笑ってるスタッフみたら、タイキックされろとか妄想してまたニタリとほくそ笑んでしまう。。

グリーンラバーズは笑っても良いんですよ、楽しい人ウェルカムですよ、ただシステムが歪過ぎて笑える余裕ないんでしょうけど。早く慣れて笑って一緒に働いてまた、「全員アウトー」ってなれたら嬉しいですね。

調子悪いブログ

もういつからかわからんぐらいずっと調子悪い。死ぬほど悪いわけではないし入院するほどでもないからこれが生きるということなんだろうと思うから、別にいちいち「しんどいわ調子悪いわ」とか頻繁には言わないし。それに周りの人が鬱陶しがったり、心配したりするのでネガティブな言動は控えて生活する。ていうか、皆そうやって誤魔化しながら暮らしてるんやと思う。

振り返ってみると、小4の時に担任の先生に絶望してたくらいから薄く「しんどい」は続いてて今に至ってる気がする。頑張ろうと思うて必死に物事に取り組むときって、周りにやたら迷惑かけてる率高い説を自分なりに分析したんですが、あまり人に伝えるとリアクション薄くて、適当に合わせられてる感じがするので言わない。
頑張れとか無責任やと思って自分はあまり使いたく無い。ぼちぼちとか、休み休みとかのんが、人を安心させると思う。ただほんまサボりがちなやつとかには「お前は頑張れよな」って思うけど、大体の人が頑張ってる結果が現状やからさらに頑張れ言うの酷やし、気合いばかり入れてたら直ぐに倒れそうに思える。

今年は特に体の変化(老い)がある年で、小さい字が急に読みづらくなり、あんまり食べてないのにちょっと食べただけでお腹周り浮き輪付いてくるし、10メートルくらい走っただけで息切れするし、四十肩で腕上がらんし、頭ハゲ出すし、いきなりおっさんになった感がある。運動せなあかんなと思う。

だけど調子悪い方が人に優しくなれる気がして、まんざら悪い事ばかりやない気がして、失敗とかうっかりに寛大になれてるように思う。ぶっちぎりながらやってると気がつかない事ある。7割くらいの力でやってて初めて見える景色がある。人に優しくなれる。お金欲しいし、悩みは尽きないけど、人を押し退けてしてるやつになりたないなって思う。調子悪いときに気づく事ある。調子良いに越した事ないけど、って結局なんがこれは。

教えることを教わること

教えることを教わること

お店の店主しててスタッフにあれこれ教えるんですけど、なかなかすんなり行かないもんです。1年目の頃は酷くて、絵に描いたような小山の大将で理不尽な言動でスタッフを振り回して、入っては辞めで入れ替わりが多かった。暴言吐いたりしょっちゅうで、あの頃のスタッフに土下座したいこの頃です。

「ちょとどいて」「邪魔しとる」くらいは未だに言ってる。その昔、自分が飲食店で働いてた頃は、職場、厨房なんかはダークサイドそのもので、パワハラのオンパレードでした。それが普通やったし、僕が至らないからと自分を責めつつ、持ってる牛刀でこいつの背中刺したら一瞬で終わるんやろなー、とかほぼ毎日バッドなこと思ってた(バカだ)。

今、小さい店の店主で言われる側から言う側になって、あの頃の間違いだらけの過去を修正しながらスタッフに物申す。上手く行かないとき、イラっとして白眼になってるとき、当時の上司の姿がフラッシュバックして自分も全く同じ姿になる瞬間がありぞーっとすることあります。

何遍言っても同じミスをする人はどうしたら直るんでしょうか?
①わかりやすく何遍も繰り返し説明する
②その都度同じテンションで注意する(怒らない)
③今日はもう上がっていいよー、お疲れー、と怒りが込み上げて来たところで帰らして距離をとる
④何も言わずに自分がする
⑤叫く

全部経験あるけど、多分②が一番効果あるように思う。だけど、②の域に達するには毎日支払いや仕入れに追われる事無く、余裕ある人格者を目指しさないと難しい。毎日毎月ほんましんどいのん隠して優しくなるん大変。なので今んとこ④を意識してやってる。言うてわからんのは自分自身も同じじゃん?サランラップ自分で無くしいつも何処〜って全然学習してないじゃん?無理だ。諦めろ。④をしてると普段自分のポジションじゃないところで不慣れでアタフタして楽しいし、あちらもこちらも大変さがあると判る。

多忙なときに自分の本性が出てるんで、みんな必死になってるときに僕はあえて手を緩めよう。自分が必死になってては誰も助けられない、焦ると力む、力むと雑くなる、8割の力でした方がいい。←いまここ。

スタッフにもの教えるときに。スタッフに教えることを教わる
お互いに関係あるんでしょうねー。