2018年 10月 16日

  • TOP
  • 2018年 10月 16日

笑っては行けない飲食店

新しいアルバイトの人が決まり、お店にも新しい風が吹き込んでいます。新人さんを指導すると色々な事に気がつく。メニューの複雑さや伝票の書き方のややこしさや、言葉の難しさとか、慣れてるスタッフとしてたら気がつかないけど特殊な仕事だなぁと思った。
例えばAはアーモンドトーストの略だけどランチのAはAセットの事に変わったり、アメリカンコーヒーはAコーヒーで、ブレンドはただのコーヒー明記だったりします。
スペシャルモーニングはA、B、Cとメニューには書いてるけど伝票ではSD(サンドイッチ、ホットドッグの略)めちゃくちゃややこしいです。覚えるん大変やろなぁ、何でこんな滅茶苦茶やねん、誰?あ、おれか。。知らず知らずにこだわり とかストイックさがいびつになった結果で、これこそ最先端なんでしょうがないんです。
だから新人さん超大変だし、僕に突っ込まれまくります。多忙なときは漫才師級に突っ込みまくる。人格を否定するかのようにやることなす事否定しまくります。だから責任感じてしまったり、自分は出来ないと思ってしまう人がいます。でも逆なんですよーと、教えます。僕がやらかしてるだけなんで気にせず失敗して下さいね、何遍も何遍も間違えて僕の描いてるお店を描けるようになって下さいね、って。

新人さん、前の店で店長が規律正しい方でピリピリムードな店で働いてたそうで、笑っただけで「何がおかしいの?」って言われて殺伐としてる職場やったらしい。。その事を面接のときに聞いてたんで、実際に始めは表情もカチンコチンで、軍隊の一兵卒みたいだった。僕らは楽しく機嫌良くがモットーなので、楽しそうに働いてお店を盛り上げましょうって伝えます。

和気藹々とスタッフらと働いてたら、「全員アウトー!」ってガキの使いの声が脳裏から聞こえ来てケツバットされて、あ、笑ってもた、、ってなる。流石に声高らかに笑ってるスタッフみたら、タイキックされろとか妄想してまたニタリとほくそ笑んでしまう。。

グリーンラバーズは笑っても良いんですよ、楽しい人ウェルカムですよ、ただシステムが歪過ぎて笑える余裕ないんでしょうけど。早く慣れて笑って一緒に働いてまた、「全員アウトー」ってなれたら嬉しいですね。

調子悪いブログ

もういつからかわからんぐらいずっと調子悪い。死ぬほど悪いわけではないし入院するほどでもないからこれが生きるということなんだろうと思うから、別にいちいち「しんどいわ調子悪いわ」とか頻繁には言わないし。それに周りの人が鬱陶しがったり、心配したりするのでネガティブな言動は控えて生活する。ていうか、皆そうやって誤魔化しながら暮らしてるんやと思う。

振り返ってみると、小4の時に担任の先生に絶望してたくらいから薄く「しんどい」は続いてて今に至ってる気がする。頑張ろうと思うて必死に物事に取り組むときって、周りにやたら迷惑かけてる率高い説を自分なりに分析したんですが、あまり人に伝えるとリアクション薄くて、適当に合わせられてる感じがするので言わない。
頑張れとか無責任やと思って自分はあまり使いたく無い。ぼちぼちとか、休み休みとかのんが、人を安心させると思う。ただほんまサボりがちなやつとかには「お前は頑張れよな」って思うけど、大体の人が頑張ってる結果が現状やからさらに頑張れ言うの酷やし、気合いばかり入れてたら直ぐに倒れそうに思える。

今年は特に体の変化(老い)がある年で、小さい字が急に読みづらくなり、あんまり食べてないのにちょっと食べただけでお腹周り浮き輪付いてくるし、10メートルくらい走っただけで息切れするし、四十肩で腕上がらんし、頭ハゲ出すし、いきなりおっさんになった感がある。運動せなあかんなと思う。

だけど調子悪い方が人に優しくなれる気がして、まんざら悪い事ばかりやない気がして、失敗とかうっかりに寛大になれてるように思う。ぶっちぎりながらやってると気がつかない事ある。7割くらいの力でやってて初めて見える景色がある。人に優しくなれる。お金欲しいし、悩みは尽きないけど、人を押し退けてしてるやつになりたないなって思う。調子悪いときに気づく事ある。調子良いに越した事ないけど、って結局なんがこれは。