世の中捨てたもんじゃない

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世の中捨てたもんじゃない

土曜日の夜は仕込み準備で遅くなってしまう。自分で作って食べるのが嫌で、帰宅してから夜食を戴く。寝不足気味かつ腹ぺこで、ふわふわしてて危険な春の陽気に負けそうだ。
しかし、日付けが替わるまでに帰宅せねばならぬと、勝手なルールに沿ってふらふらで帰る。時間は23時半を回っていた。
バイクのガソリンが極少だが、多分自分の腹の方がペコペコだろうと無視してそそくさ家路を走らせた。
プス
プスプス
げー‼マジっすか?!ガス欠やん。。
家を目の前にしてのガス欠。朝にバイクを押してスタンドに向かうのは不可能と判断して、今のうちに近所のスタンドにガソリンを入れてやるのが懸命だろうと、ふらふらになりながらバイクを押してスタンドを目指した。
ガン‼‼‼
こけた
アイテテ溝にはまってもうた。ありゃりゃ左のバックミラーこっぱ微塵やん。やってもうた。えっこらさっさ、力が出ないよ〜ん、どらえも〜ん。ん?どらえもん?
「大丈夫ですか?」
どらえもんではないが、40代くらいの女性が助けに来てくれたのだ。 一緒にバイクを溝から引っ張りだしてくれたのだ。めっちゃ優しいやん、マジすんません、謝りまくり、感謝しまくり、大丈夫ですと念を押してスタンドへまた向かった。
するとまた車1台トラックが前に止まり、にいちゃんが降りてきた。
「大丈夫〜?遠かったら積んだろうかと思ってー」
優しい。
大丈夫です大丈夫ですとまたまた感謝しまくり後にした。
結局スタンドまで押してガソリンを補充して、普通に帰宅出来た。
右すねは痛むが、やたら心地よい。
こんなド田舎でド真夜中に、ド運動音痴野郎に、世間は優しい。猛烈に優しいのだ。
ガソリンスタンドのライトが涙でにじんだ。ありがとうございます。明日も元気にやれそうです。

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