2018年 10月

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どうしたらいいんよ

先週の日曜日に忙しさのあまりぐちゃぐちゃになってしまい、その事を反省したり改善しようとしたりで脳みそが忙しい。仕方ないと言ってしまったら終わってしまう。終わらないように商売繁盛、永遠ループ出来ますように考えるのです。

確かに、お客さんハンパないって団体が次つぎ押し寄せては引いて引いてる波に更にまた別の波が押し寄せて渦潮みたいになってるやん、そんなん出来ひんやん普通。。状態であった。ホールが嫁さんで、厨房に慣れたスタッフと僕とで廻してたんですけど、昼過ぎにオーダーミスも重なり全然上がらなく(提供出来なく)なった。 何時も口うるさくスタッフにお店の廻し方や、仕事のコツとかを注入して慣れてるスタッフたちでやってるのに何だこの有様は。全然立ち直れ無いではないか。まるで素人集団、ひとつのボールを全員で追いかけて、ボコボコにゴール決められてる感じ。今まで一点差で勝っとったのに、終盤になって1アウトすら取れなくて20点くらい撃ち込まれてる感じ。

兎に角色々なオーダーが重なってて、パンケーキが上手く焼けなくなり全てが後手後手になり提供遅れになってしまった。僕は苛立ちながらスタッフたちに「なんで今頃スプーン洗っとんねん!どんだけ時間かかっとんねん!哀しいわ!」とか暴言を吐きまくって、また嗚呼言うてしまったと凹んだりした。

次の日に妻も悔しかったようで、あの状況をシュミレーションしてふたりで熱く幹部会議をした。(ただの夫婦のもめ事)「どうしたらいいんよ」って40回くらい言うてた。何度説明しても腑に落ちない様子で、必死。パンケーキはドリンク場の人の担当でホールと助け合って焼くのだけど、その日は僕が失敗したパンケーキの焼き直しに手に取られ料理もストップしてしまい「何で俺がパンケーキ返さなあかんねん」と当たった。。 ある程度の問題は解決したかのようだけど、何か根本的に間違えてて晴れ晴れとしない。

休日、昼過ぎにラーメン屋に妻と入った。バイトさんもテキパキしてて感じ良く、大将も手際が良くささっと提供してさりげなくて、ガチャガチャさせずに作業していた。職人魂に触れた。お店を出た時に妻が「何で俺がパンケーキ返さなあかんねんなんか言わないやろね」と僕と比較して笑った。一瞬悔しくて言い返したかったけど、本当にそうだなと、妙に腑に落ちた。

今度からパンケーキ喜んで返させて頂きます。

笑っては行けない飲食店

新しいアルバイトの人が決まり、お店にも新しい風が吹き込んでいます。新人さんを指導すると色々な事に気がつく。メニューの複雑さや伝票の書き方のややこしさや、言葉の難しさとか、慣れてるスタッフとしてたら気がつかないけど特殊な仕事だなぁと思った。
例えばAはアーモンドトーストの略だけどランチのAはAセットの事に変わったり、アメリカンコーヒーはAコーヒーで、ブレンドはただのコーヒー明記だったりします。
スペシャルモーニングはA、B、Cとメニューには書いてるけど伝票ではSD(サンドイッチ、ホットドッグの略)めちゃくちゃややこしいです。覚えるん大変やろなぁ、何でこんな滅茶苦茶やねん、誰?あ、おれか。。知らず知らずにこだわり とかストイックさがいびつになった結果で、これこそ最先端なんでしょうがないんです。
だから新人さん超大変だし、僕に突っ込まれまくります。多忙なときは漫才師級に突っ込みまくる。人格を否定するかのようにやることなす事否定しまくります。だから責任感じてしまったり、自分は出来ないと思ってしまう人がいます。でも逆なんですよーと、教えます。僕がやらかしてるだけなんで気にせず失敗して下さいね、何遍も何遍も間違えて僕の描いてるお店を描けるようになって下さいね、って。

新人さん、前の店で店長が規律正しい方でピリピリムードな店で働いてたそうで、笑っただけで「何がおかしいの?」って言われて殺伐としてる職場やったらしい。。その事を面接のときに聞いてたんで、実際に始めは表情もカチンコチンで、軍隊の一兵卒みたいだった。僕らは楽しく機嫌良くがモットーなので、楽しそうに働いてお店を盛り上げましょうって伝えます。

和気藹々とスタッフらと働いてたら、「全員アウトー!」ってガキの使いの声が脳裏から聞こえ来てケツバットされて、あ、笑ってもた、、ってなる。流石に声高らかに笑ってるスタッフみたら、タイキックされろとか妄想してまたニタリとほくそ笑んでしまう。。

グリーンラバーズは笑っても良いんですよ、楽しい人ウェルカムですよ、ただシステムが歪過ぎて笑える余裕ないんでしょうけど。早く慣れて笑って一緒に働いてまた、「全員アウトー」ってなれたら嬉しいですね。

調子悪いブログ

もういつからかわからんぐらいずっと調子悪い。死ぬほど悪いわけではないし入院するほどでもないからこれが生きるということなんだろうと思うから、別にいちいち「しんどいわ調子悪いわ」とか頻繁には言わないし。それに周りの人が鬱陶しがったり、心配したりするのでネガティブな言動は控えて生活する。ていうか、皆そうやって誤魔化しながら暮らしてるんやと思う。

振り返ってみると、小4の時に担任の先生に絶望してたくらいから薄く「しんどい」は続いてて今に至ってる気がする。頑張ろうと思うて必死に物事に取り組むときって、周りにやたら迷惑かけてる率高い説を自分なりに分析したんですが、あまり人に伝えるとリアクション薄くて、適当に合わせられてる感じがするので言わない。
頑張れとか無責任やと思って自分はあまり使いたく無い。ぼちぼちとか、休み休みとかのんが、人を安心させると思う。ただほんまサボりがちなやつとかには「お前は頑張れよな」って思うけど、大体の人が頑張ってる結果が現状やからさらに頑張れ言うの酷やし、気合いばかり入れてたら直ぐに倒れそうに思える。

今年は特に体の変化(老い)がある年で、小さい字が急に読みづらくなり、あんまり食べてないのにちょっと食べただけでお腹周り浮き輪付いてくるし、10メートルくらい走っただけで息切れするし、四十肩で腕上がらんし、頭ハゲ出すし、いきなりおっさんになった感がある。運動せなあかんなと思う。

だけど調子悪い方が人に優しくなれる気がして、まんざら悪い事ばかりやない気がして、失敗とかうっかりに寛大になれてるように思う。ぶっちぎりながらやってると気がつかない事ある。7割くらいの力でやってて初めて見える景色がある。人に優しくなれる。お金欲しいし、悩みは尽きないけど、人を押し退けてしてるやつになりたないなって思う。調子悪いときに気づく事ある。調子良いに越した事ないけど、って結局なんがこれは。