笑っては行けない飲食店

  • TOP
  • [Blog]
  • 笑っては行けない飲食店

新しいアルバイトの人が決まり、お店にも新しい風が吹き込んでいます。新人さんを指導すると色々な事に気がつく。メニューの複雑さや伝票の書き方のややこしさや、言葉の難しさとか、慣れてるスタッフとしてたら気がつかないけど特殊な仕事だなぁと思った。
例えばAはアーモンドトーストの略だけどランチのAはAセットの事に変わったり、アメリカンコーヒーはAコーヒーで、ブレンドはただのコーヒー明記だったりします。
スペシャルモーニングはA、B、Cとメニューには書いてるけど伝票ではSD(サンドイッチ、ホットドッグの略)めちゃくちゃややこしいです。覚えるん大変やろなぁ、何でこんな滅茶苦茶やねん、誰?あ、おれか。。知らず知らずにこだわり とかストイックさがいびつになった結果で、これこそ最先端なんでしょうがないんです。
だから新人さん超大変だし、僕に突っ込まれまくります。多忙なときは漫才師級に突っ込みまくる。人格を否定するかのようにやることなす事否定しまくります。だから責任感じてしまったり、自分は出来ないと思ってしまう人がいます。でも逆なんですよーと、教えます。僕がやらかしてるだけなんで気にせず失敗して下さいね、何遍も何遍も間違えて僕の描いてるお店を描けるようになって下さいね、って。

新人さん、前の店で店長が規律正しい方でピリピリムードな店で働いてたそうで、笑っただけで「何がおかしいの?」って言われて殺伐としてる職場やったらしい。。その事を面接のときに聞いてたんで、実際に始めは表情もカチンコチンで、軍隊の一兵卒みたいだった。僕らは楽しく機嫌良くがモットーなので、楽しそうに働いてお店を盛り上げましょうって伝えます。

和気藹々とスタッフらと働いてたら、「全員アウトー!」ってガキの使いの声が脳裏から聞こえ来てケツバットされて、あ、笑ってもた、、ってなる。流石に声高らかに笑ってるスタッフみたら、タイキックされろとか妄想してまたニタリとほくそ笑んでしまう。。

グリーンラバーズは笑っても良いんですよ、楽しい人ウェルカムですよ、ただシステムが歪過ぎて笑える余裕ないんでしょうけど。早く慣れて笑って一緒に働いてまた、「全員アウトー」ってなれたら嬉しいですね。

コメントは受け付けていません。