コロナ対策

2回目の緊急事態宣言が出てからピタリと客足が止まった。その前日は駆け込み乗車のようにお客さん多くて忙しかったのに、手のひらを返したかのように暇になった。夜営業されてるお店は壊滅的で、近所のお店も閉店したり休業したりで、見るも無惨な気持ちになる。たまたまウチはこの件に関しては運が良かっただけのように思う。

うーむ、このまま何もしないで耐え忍ぶにも限界かなと思って、コロナ対策真剣に考えてみた。やろうと思えば究極は休業が1番のコロナ対策なんだけど、お店閉めたら家族やスタッフを困らせてしまうし、単純にお金がなくなって閉店しましたってのは芸が無い。やれることやろうと思った。第一波の頃はまだ今より得体の知れないウィルスで対策の仕方も探り探りだった。
広島の有名な餃子店は徹底的に対策しようとしてたら、何とかエモンにSNSで「コロナ脳が!」っていちゃもんつけられる始末。無茶苦茶な話だけど、実際得体の知れない新型ウィルスの事で見解が様々なのは仕方ないし、衝突することも当然の結果だと思う。価値観とか、勉強の仕方とか、モノの考え方とか、色々あっていいんだけど、皆自分が正しいと思い込んで生活してるから、悪気のない悪ってそこら中にうじゃうじゃ居る。てか、きっと僕も誰かさんにとっては悪なんだ。

換気、消毒、テーブル数を減らす、アクリル板設置、、そこまでは対策として妻と話し合って直ぐ決まった。悩んだのがマスク着用をお願いするかどうかだった。このご時世マスク着用は当たり前というのを踏まえても、やれ、喋らなかったら問題ないやろがい、やれ、食事はマスク外すやろがい、とか言い出すおバカさんが現れたら鬱陶しいなぁ、とか悩み、輩みたいに絡まれるん嫌やなぁ、プッツンきちゃって「やかましわ!出てけー!」つって、お前が1番飛沫飛ばしてやかましいやん、てことにもなりかねない。
マスク着用は常識人なら大丈夫か、って事であえて項目にあげなかった。僕はルールを敷くのがとても苦手で、禁止規制と言われるとテンション下がる。これはルールじゃなくて、マナーの項目だ、と言い聞かせた。「家族だから密でも大丈夫でしょ?アクリル板邪魔なんで外してくんない?」的な人ちらほら居てます。だけど、それとこれは別ではないんだよぉぉぉ。茶舞台ひっくり返す発言に値するんだよぉぉぉ。

同じひとつの行動に「いいね」と「やだね」が評価される。アクリル板が邪魔だって不機嫌になる人もいれば、ちゃんとしてるの感心だわ?っておっしゃる人もいる。

だからマナーは守ろう。気分良く帰ってほしいし、休業もしたくないんです。綺麗事かもしれないけど、お客さんといい感じでいたいってまじで願っているんです。

 

よろしくお願いします!

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