病院にて

病院にて

火曜日の定休日に調子悪いのにハズレランチの件思い出したらまた僕も妻も腹立ってきて、「化学調味料しこたま食べて舌がピリピリする」とか「お腹がチクチクする」とか「わたしお金全部出した」とか「じゃあ払うよ、おれひとくちしか食ってへんけどな」とか「いや待て、被害者同士がケンカしてどうするん?うちらの敵はあっちよ!」とかわなわなしっぱなしでソファでぐったりしたらもう夜になってた。

次の日の朝「お店閉める」と母親に連絡して張り紙を貼ってもらった。僕は近所の病院へ車で行ったんだけど、ただでさえ方向音痴なのに調子悪いの重なり、近所やのに迷子になりかなり遠回りしてしまった。
待合室で、名前を呼ばれるのを待つこと10分くらいで「ムラタさーんムラタミノルさーんどうぞー」と呼ばれたんで、立ち上がろうとすると目の前に座ってた100歳くらいのお爺さんが「ハイ!」と元気いっぱいで返事したんで、あれオレ偽モンかな?って一瞬ひるんだ。ひるんだけど負けじと、お爺さんより早く扉について案内されたので僕が本物と認定された。僕もお爺さんくらい元気になりますね。

ベッドで座って待たされてから、ベテラン看護師さんがインフルの検査しに来た。鼻に綿棒的な棒をズコズコ刺すのしたことあるから、ビビりながら目を硬く閉じて我慢しようとした。昔から右鼻は蓄膿で詰まっててほぼ呼吸は左鼻でしてるんだけど、半分の確率で詰まってる方をズコズコ刺して来て「アレ?入んないわね」っさらにズンズン刺すからマジで痛くて逃げた。「す、すんません」て顔面押さえながら誤りながら、なんであやまらなあかんねんと思う。
やっと、診察室に案内してもらい先生とご対面すると予想外に若い女医さんだった。調子悪いからテンション低めやけど、ほんまはめっさ嬉しかった。受け答えしながらパソコンを打ってカルテを作ってるんだけど、指が虫より速く動いてて見惚れた。マスクしてはるから顔はよく分からないけど明らかに女子。女子の素手で「首回り触りますねー」と触られ、聴診器で診るので「胸まで服上げて下さいねー」とペタペタお医者さんごっこで全体するやつさせてもらいテンション2くらい上がった。妻以外の女子に首とか体とか、あーいけません、そんなところまで、あ?れーとか妄想しちゃう。。すんません。

兎に角インフルでは無いとの診断だったので一安心した。微熱のまま帰り夕方に蕎麦を食べて次の日に備えてまた寝た。元気なら片付いてない仕事をやってしまいたいくらい時間はあったけど、この2日は何もせずにひたすらに寝た。

次の日無事営業再開して、帰宅すると息子のお手紙がリビングに置いていて泣きそうになった。たまたま参観授業で親へ感謝のお手紙ってコーナーがあったので。タイミング的に弱ってるからなんか直視出来なかった。ありがとうね。リアクション薄いけどむちゃくちゃ感激してたよ。

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